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慈光会について

慈光会の運営指針

慈光会の運営指針は、1959年(昭和34年)に慈光会の前身「健康を守る会」が設立された時から一貫して、「農薬等の公害に苦しむ方々の健康を何とかして取り戻したい」という梁瀬医師の願いを礎としております。
慈光会の職員も、生産者(協力農家)も、会に携わる人は全てこの願いを原点としております。

慈光会の構成

慈光会の構成は、本部、自然食品販売所、直営農場、十数件の協力農家から成っています。

本部

慈光会の統括・運営をする公益部門です。主に農薬等の公害問題についての啓蒙活動や、文化活動をしています。具体的な活動内容は隔月で発行する『慈光通信』での研究調査報告、種々の講演会などです。

自然食品販売所

直営農場や協力農家で生産された農産物や、特定メーカーの無添加純正食品を厳選して販売しています。また、それらの農産物や材料を使用したオリジナル商品の生産・販売も行っています。

直営農場

完全無農薬有機農法の研究と共に、野菜や果物の生産に携わっています。ここでは肥料となる堆肥も全て一から作っています。また、協力農家の方々と、定期的に栽培方法についての意見交換や、出荷計画の相談をしています。

協力農家

協力農家の方々はかつて農薬の害に苦しんで梁瀬医師の手当てにより健康を取り戻された方が多く、農薬の恐ろしさを自ら体験されております。慈光会とは創設以来、長年にわたって共に歩んでこられた方ばかりです。

販売所での取扱品目

農産物

設立当初から、梁瀬医師の臨床経験に基づき「省農薬、低農薬では意味がない。」という立場を貫き、協力農家と直営農場の完全無農薬有機栽培による農産物のみ扱っております。野菜はほぼ全般にわたり、季節に合った作物を無理なく栽培しています。果実は、苺、桃、梨、柿、蜜柑、八朔、清見柑、リンゴ、キウィ等、これも完全無農薬で栽培しています。 野菜、果実の価格は、大暴騰、大暴落を避けるため、年間を通して大体一定幅の価格とし、生産者、会員の皆様に安心して頂けるよう努力しております。

鶏は広々とした養鶏場で平飼いで飼育されています。自家配合の餌(ポストハーベストフリー、非遺伝子組み換え)を与え、抗生物質等の薬品は一切使用していません。鶏は病気に強く、しかも平飼いでのびのび飼育できるので病気の心配がなく、安心で健康的です。

肉類

鶏肉

飼料のとうもろこしや大豆はポストハーベストフリー、非遺伝子組み換えの分別輸入されたものを使用しています。

豚肉

全て自家配合で育てられた豚です。抗生物質やホルモン剤などは一切使用されておらず、ポストハーベストフリー、非遺伝子組み換えの飼料を使用しています。

牛肉

濃厚飼料(大麦、トウモロコシ、フスマ、大豆等)は全て非遺伝子組み換えのものを使用しております。肥育期間を長くすることで肉色が濃くなり、脂がのります。

一般食品

全て特定メーカーの無添加純正食品を取り扱っております。
日常生活に必要なものを中心に約1300品目を安全に留意して選んでおります。

オリジナル商品

直営農場や協力農家で生産された農産物や、特定メーカーの無添加純正食品を厳選して販売しています。また、それらの農産物や材料を使用したオリジナル商品の生産・販売も行っています。

ガンやアトピーは公害病です!

今や40兆円を超える医療費が使われているにも拘わらず、体が根元から腐ってくるような病気(ガンや白血病、慢性の肝臓・腎臓病、リューマチ、糖尿病)が益々増えています。特にガンは幼児から老人まで、各世代とも、病気死亡原因の第一位になっています。
これらの病気や、アトピー性皮膚炎等は、農薬や食品添加物等と非常に深い関係があるのですが、このことはあまり知られていません。
私達が気付かずに普通に食べていると、一日に70~90種類の食品添加物(化学合成薬品)が約10~11gも体に入り、一年では約4kgにもなります。

また農薬というのは、もともとはドイツ、ナチスの毒ガスでした。低毒性といっても"一発では死なない"というだけです。
最近は果物だけでなく、野菜まで輸入されていますが、世界には日本で禁止された農薬を使う国もたくさんあります。
さらにポストハーベスト(収穫後に使う農薬)も大変気になります。これらのほとんどは、浸透性農薬ですから、洗ったり皮を剥いた位では取り除けません。

これらの合成化学薬品は、すべてが体外に排出されるわけではありません。また排出されても、作用毒として体を傷つけながら出て行くのです。
このように、私達は知らず知らず、毎日毎日体を傷つけ、化学薬品を体内に取り込んでいます。そしてそれがあるとき思わぬ結果を引き起こします。
また、母体内の公害物質は、胎児の体に濃縮されて出産されるのです。